30歳から始める歯列矯正(開咬)記録

歯列矯正を始めたので、初回相談から経過までをまとめておこうと思って作りました。

歯列矯正を思い立ってから、はじめにやったこと

奥歯がしみることを相談した歯医者さんでは、
「うちではできないので大学病院を紹介します。高い確率で外科矯正(顎の骨を切る手術)が必要です」
と言われてしまいました。
これをきっかけに、まずは自分がどんな状態で、本当に手術まで必要なのかが知りたくて、以下の情報収集を行いました。


○開咬についての情報収集
・今どんな状態か、またその原因
・治した方がいい理由
・治療法にどんなものがあるか

○矯正歯科についての情報収集
・自分が行ける範囲の歯医者のうち、認定医以上が常勤医師としている矯正歯科
・自分が行いたいと思っていた口腔筋機能療法(MFT)ができる矯正歯科

なお、私の場合は
・日本矯正歯科学会ホームページ
・日本臨床矯正歯科医会ホームページ
・各歯科医院のホームページやYouTube動画
等を参考にしました。


開咬によるデメリットには、食べ物を噛みにくいほか、
・口内の乾燥や奥歯の傷み
 →虫歯ができやすい
・食べ物を噛み切りにくい
 →丸飲みして胃腸に負担がかかる
などがあるとのことです。

また、口呼吸や舌の位置が正しくないことが開咬に影響している場合多いそうです。私も舌が前に出る癖があり、それにより前歯が押し出されてしまうとのことでした。
その舌癖の改善のために、舌のトレーニングなどをする口腔筋機能療法(MFT)が必要だということもわかりました。

治療法に関しては、成人の重度の開咬には、外科矯正での治療が根治には必要になるとのことでしたが、ワイヤー表側矯正(抜歯あり)で改善できる例もそこそこあることがわかりました。
子供であれば、顎の成長等を利用してワイヤー矯正などでうまく治療できるので外科矯正は不要なようです。もっと早くやっておけばよかった。


私の場合、外科矯正を勧められたことには納得しました。しかし、大学病院になんだか通いにくそう(診療時間が短そう)なイメージがあったことと、他のところの治療方針も聞いてみたかったので、ひとまず矯正歯科の初回相談に行ってみることにしました。